2004年のアメリカ映画です。原題は「50 first days」
序盤は軽快なコメディ
ハワイの水族館で働くヘンリーは、ハワイに観光で訪れる女性をナンパしまくってセックスしまくってる男。
「俺は実はスパイで身元を明かすことはできないんだ」とか言ってナンパした女性には決して連絡先を教えない。
なのに、ナンパされた女たちは「だまされたかも」「遊ばれたかも」と思いつつも、「ヘンリーは最高!」といつまでも言い続けている。
ヘンリーは女を幸せにするナンパ野郎という感じです。
ヘンリーにも「特別な出会い」が訪れる
そんなナンパ男のヘンリーがある喫茶店で一人の女性(ルーシー)と知り合う。
地元の女性とは付き合わない主義のヘンリーだが、なぜかルーシーのことが気になってしまう。
「明日もこの店で会おう」と約束をして別れた二人。
翌日、ヘンリーは約束通りに昨日の店に行き、ルーシーに声をかけるが、ルーシーには不審者扱いを受ける。
戸惑うヘンリーに店主が声をかける。
そして、ヘンリーはルーシーの秘密を知ってしまう。
ルーシーは交通事故にあった影響で記憶障害になっていること、ルーシーの記憶は事故の前日で止まっていること、今日のできごとは明日になったら忘れてしまうこと。
と、ここまで書くと重たい映画かなと思われるかもしれないが、序盤は完全なコメディ。
ヘンリーはあの手この手を駆使して、ルーシーと会話をしようと試みる。
店への出入り禁止を食らった後も試行錯誤を重ねてルーシーに近づく。
ナンパ野郎だったはずが、一途な純情野郎になっていくのが観ていて面白いですね。
ルーシーに近づくための工夫がばかばかしくて最高です。
このままでいいの?
ルーシーに気付かれないように周囲の人は何事もなかったかのように毎日を過ごす。
周囲の人は協力して、ルーシーが事故にあう前日を何度も再現する。
誰も事故のことは話さない。
もし、ルーシーが事故のことを知ってしまっても、明日になればルーシーの記憶は事故の前日に戻るのだ。
序盤では、ルーシーは自分が記憶障碍者であることに気付いていないのだが、ヘンリーはそこを何とかしなくちゃいけないと考える。
そして、色々な方策を試していきます。
ネタばれになるので、内容は書きません。
ヘンリーの愛がほほえましく、そして切ない
毎日記憶を失うルーシーのためにヘンリーが考えた方策がなかなか素敵です。
それに周囲の人たちも協力して、観ていてとてもあたたかい気持ちになれます。
ちなみに中盤もかなりコメディ色が強く、多くの場面で笑わせてもらえます。
最後がどうなるのか、なかなか読めない展開で物語は進んでいきます。
私的には、「納得の展開と結末」でした。
魅力的な出演者たち
私の知ってる俳優は、ダン・エイクロイドが脇役で出ているだけでしたが、この作品のキャラクターたちはみんな魅力的に描かれています。
ヒロインは特に好きなタイプではありませんでしたが、話が進むにつれ、どんどんきれいに見えてくるようになりました。
主人公もどんどんかっこよく感じるようになりました。
一歩間違ったら、悲しい救いのないお話になってしまうだろうに、明るく優しく視聴者を包んでくれます。
「いい映画ってこうだよねぇ」と思わせてくれる作品です。
かなりお勧めの作品です。恋愛映画が苦手な人でも楽しめると思いますよ。


コメント